調査を迷っていた時に、背中を押してくれたのは、中学生の娘でした。

岡山市の探偵 雪の中の浮気調査

夜中から岡山市内も雪が降り、少しですが積もりましたね。

岡山インター 岡山市の探偵 雪の中の浮気調査

現場付近を移動中。自動車道も「瀬戸大橋」通行止めの様です。今日も安全運転で移動します。

 

さて、先日、浮気調査の報告が終わりました。

依頼者である奥さんは40代。夫の浮気を疑い依頼に来られましたが、結果は予想通り浮気をしていました。

その奥さんが、報告の時に「実は、私が調査を迷っていた時に、背中を押してくれたのは、中学生の娘なんです。」と話してくれました。

 

そもそも、ご主人の様子がおかしいのに気がついたもの娘さんだったとのこと。

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「お父さん、最近帰りが遅いよ。それに様子がおかしい。」

「そう?少し遅いかしら…。」

「いや、少しどころか、遅すぎて朝方に帰ってきてるよ!」

「えっ?ほんと!?」

奥さんも仕事をしており、もちろん家事や子育ても忙しく、夜は疲れて早くに寝てしまう…という生活が続いていました。

夫は家に居てもスマホでゲームばかりしていて、夫婦の会話もない状態でしたが、気にはしていませんでした。

「いままで仕事で遅いとばかり思ってたけど…。」

「ううん、ぜったいに仕事じゃないし、女の人がいるよ。」

奥さんは、ある日こっそりとご主人の後ろからスマホの画面をのぞいてみると、女性とLINEをしているのが見えました。

奥さんは気が動転してしまい、思わずスマホを取り上げて家の外へ。怒って追いかけてきた夫と大ゲンカ。

それからは、さらに夫婦関係が悪化して、ご主人は平日どころか土日も「仕事が忙しい。」と言って家に帰らなくなってしまいました。

 

「お母さん。ちゃんと探偵に調べてもらったほうがいいよ。お金なら、私が今まで貯めたお年玉も出すから!」

「でも、もし離婚になったら…とか、お母さんも色々考えるのよ。」

「あんな人、父親じゃない。離婚になってもいいよ!お母さんが辛い思いをするの、見たくない。それに、もし生活が苦しくなったら、私、塾とか全部やめる。自分一人で勉強だって出来るし、お母さんに迷惑かけないから。」

「・・・。」

「お母さん、前に進もう!!」

「ありがとう…。」

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奥さんは、涙ぐみながらいきさつを教えてくれたあと、力強く言われました。

「私なんかより、よっぽど娘のほうがしっかりしてて、勇気があります。」

「これからは、私が子供たちのために行動しなきゃいけませんね。なにより、この証拠がお守りになってくれるし、私、頑張りますね!!」

 

報告が終わったあと、調査資料を大切に抱えながら歩いてゆく後ろ姿は、なんだかとても頼もしく感じました。

 

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