さて、今日は警察署から年に一回の立入検査の日でした。
簡単に言えば、ちゃんと決まりを守って営業しているかの確認なので、真面目にやっていれば何の問題もありません。
そこでの会話から推測するに、今年も新しく探偵業者が増えたようですが、実際に探偵業のみでやっていけてる探偵はわずかのようです。
意外に思われる方かもしれませんが、探偵業は公安委員会に届出を出しさえすれば誰でも開業することができるので、開業する人は結構います。
しかも、今までの傾向からすると、不景気の時ほど、「副業に」と探偵業を開業する人がポロポロと出てきます。
ネットでも検索すると、探偵社のフランチャイズ募集とか、独立開業支援とかたくさん出てきますが、一番多いパターンは、加盟金を支払い、全国展開している(ように見える)探偵社の看板を借りるもの。
しかし、開業するまではいいのですが、次から次に依頼が入るような都合の良い事はありませんので、結局、他の仕事をメインにしながら年に1〜2回の調査をする、という状態。
どの仕事も当たり前なのですが、特に探偵は、一人前になるには現場を沢山経験しないといけませんし、どうしても長い年月が必要です。
依頼がないので、技術も上がらない、モチベーションも続かない、などなど悪循環で1〜2年で開店休業状態。ホームページは維持費にお金がかからないので出しっぱなし、作ったブログも更新せず、という探偵社がほとんどです。
これが探偵業界の実態なので、その中で、ちゃんとした探偵社を探すのは、なかなか難しいです。
調査が終了して報告書を確認しないと探偵の腕前が分からないので、依頼の時に見分けるのは難しいのですが、アドバイスとしては、最低でも3~4社は見積もりに行って下さい。
その時に、高い安いの金額だけではなく、担当者の人となりをよく観察してください。
少しでも言動や対応に違和感を感じたら、その場で契約せずに、一旦引き上げてください。
以下に、当社に依頼に来られた方から聞いた、実際にあった話も載せておきますので、参考にしてみてください。
などなど、ホント?って思えるようなひどい話もあります。
どの仕事でも同じですが、始めるよりも続ける方が難しく、日々の仕事をどれだけ丁寧にやり続けれるかが大切です。
そして、その人物の人柄が、必ず商品やサービスの質に現れます。