男性が親権を取りたい時に、絶対にやってはいけないこと。

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男性から奥さんの浮気調査を依頼されることが増えてきていますが、その時に依頼されるご主人の大きな悩みの一つに「離婚をした場合、親権を取れるかどうか」というのがあります。

確かに、離婚で親権争いになり裁判になった場合、余ほどのことがない限り、親権は母親になります。これは、母親の方が不貞行為を行っていた有責配偶者だとしてもです。

離婚になった場合、「親権は、ほぼ無条件で母親になる」という風潮は、同じ男性としてなんとかならないかと思います(*_*;

男性が親権を取りたい時に、絶対にやってはいけないこと。

実際に過去に依頼を受けた方のケースをお話しします。

小学生の子供二人を持つご主人(Aさん)は、妻の浮気に気がついて当社に依頼に来られました。しかも相手は同じ小学校の保護者でご主人も知っている人物…。

調査はスムーズにいき、二人がホテルに行った証拠を3回押さえました。

 

そして、いざ夫婦で話し合いになった時のこと。

 

まったく不倫を認めずに逆ギレする奥さんに腹が立ってしまい、「いい加減にしろ!」と肩を押してしまいました。

すると、奥さんはすかさず110番通報をして、「夫に暴力を受けている」と伝えました。

そして、Aさんは到着した警察官に現行犯逮捕されてしまいました。

 

根気よく事情を話したAさんは、2日後に身柄が自由になりましたが、その間に奥さんは子供たち二人を連れて実家に逃げてしまいました。

この時点で、Aさんが親権を取るのは絶望的になってしまいました。

 

不倫の問題が原因で離婚になる場合、話し合いがどうしても感情的になってしまいます。

そして、Aさんのように、つい押したりしてしまうと、その後は圧倒的に不利になってしまいます。

逆に奥さんから慰謝料を請求された方もいました…。

 

ですから、こういった場合は、最初から弁護士さんに依頼をして、同席または代理で話をしてもらうほうが良いでしょう。

このようなケースは実際にけっこうあるので、離婚をして親権を取りたいと考えている場合は、絶対に感情的になって話し合いをしないようにしてください。

 

 

 

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