現在、依頼を受けている方から相談があり、「昨日、職場で過呼吸みたいになったので、お休みをもらいました。」とのこと。
この方だけではなく、相談に来られる方の中には、日頃の生活の中で日常的に動機や息切れ、めまいや過呼吸といった症状が出る方が多数いらっしゃいます。
普段から、夫が暴言を吐いたり逆に無視したり、そういったことの積み重ねが知らず知らずストレスになり、ある日突然過呼吸が出たりする方もいます。
この方も、「いままでは子育てで忙しくてそちらに気が向いていたので、症状が出なかっただけなのかもしれませんね。」とのこと。
たしかに、子供が大きくなり夫婦二人だけになったとたん、向き合わないといけなくなったから症状が出てしまう、ということもあります。
まずは心療内科で診察してもらう
体の不調を感じたら、まずはガマンをせずに心療内科で診てもらうのが良いです。
もし、通える心療内科がみつからなければ、普段から通う近所の内科でも構いません。
動悸がする、過呼吸になったなどなど、いまの症状を伝えて、薬を処方してもらうようにしましょう。
心療内科に通うのが抵抗があったり、クスリに頼るのはよくないと我慢をされる方もなかにはいますが、「頭が痛くなったら頭痛薬を飲む」のと同じ感覚で、まずは薬の力を借りるようにして下さい。
嫌なことから逃げる
次に、ストレスの原因となる「嫌なこと」から逃げましょう。
今回のストレスの原因はご主人なのですが、幸いご主人の方から「別居したい」と言い出したので、家を出て行ってもらうことにしました。
よく、「別居したら不利になりますよね?」と言って我慢をされる方がいますが、過去ブログにも書きましたが、別居で不利になることはありませんし、なによりストレスの原因から逃げることの方が大切です。
子供の頃から、「嫌なことから逃げてはだめよ!」とか「人に頼ってはいけません!」など教えられることがありますが、真面目な人ほどそれを守って一人で苦しくなります。
でも、この仕事でたくさんの相談を受けてきて感じるのは、人生には「逃げる」と「頼る」が大切だということです。