離婚せず夫婦関係を修復したい。それでも浮気調査は必要ですか?

前回から何回かに分けて「探偵によくある質問」について書いています。

その中で、今回はタイトルにある「離婚せず夫婦関係を修復したい。それでも浮気調査は必要ですか?」について書きます。

 

相談を受けていると「浮気を疑ってはいるんですけど、まだ、離婚までは考えていません。やはり依頼をする時点で、離婚を決断されている方が多いんでしょうか?」という質問を受けることがあります。

実際、当事務所に浮気調査を依頼される方の7割以上が、離婚をせずに修復を希望しています。

ですから、最初から「絶対に離婚します!」と決めていた方の方が少なく、調査結果をみて、その後の話し合いをしてから離婚するかどうかを決めるという方が多いです。

 

そもそも、浮気を疑った時点で夫(妻)が素直に認めて謝り、しかも浮気相手も慰謝料をちゃんと支払う、ということになれば、探偵に浮気調査を依頼する必要はまったくありません。

では、なぜ調査が必要になるかと言うと、やはり「証拠がないと認めない」「話し合いをすると逆ギレする」など、こちらが真実を知り証拠を使わないと、どうにもならない状況になるからです。

 

夫婦関係を修復するにも、浮気をしている状況を見て見ぬふりをしていても、一向に解決しません。

話し合いが出来ないのであれば、きちんとした証拠をみせて、まずは本人に認めさせる。そして、浮気相手とは別れさせる。

そいういった手順をふんで解決していかないと、苦しい悩みが長引いて精神的に病んでしまい、それが原因で夫婦関係が悪化する、という悪循環になってしまいます。

 

依頼をする時点で、離婚を決断する必要はまったくありませんが、上に書いたような状況を解決するには、まずは白黒ハッキリさせる必要はあると思います。