「浮気相手といつから交際していたか知りたいのですが、それってできますか?」という質問を受けることがあります。
今回は、実際の事例を交えて書いています。
いつから交際していたか?を知りたい
3ヶ月前に依頼をされた奥さんから、「旦那が、いつから浮気をしていたか分かりました!」と連絡がありました。
その案件は、まず、調査をして旦那さんと女性がホテルに入った証拠を2回押さえました。
そのどちらも、パチンコ店の駐車場で待ち合わせをして、すぐにホテルに入り、2時間過ごすとすぐに別れる。というパターンでした。
デートをしているようすもなく、本当に体の関係だけという感じでした。その様子から、交際期間が長いことが予想されましたが、奥さんは「いつから交際していたのか?」を具体的に知りたがっていました。
証拠をつかんだ奥さんは、旦那さんには一切そのことは話さずに、相手女性の勤務先に押しかけこういいました。
「○○の妻です。ご存知ですよね!旦那から話をすべて聞いたんだけど、あなたからも直接話しを聞きたかったから来たんだけど。」
「え?は、はい。」
「旦那の話とあなたの話が食い違ってたら、また旦那に確認して、こうやってあなたの勤務先に何度も何度も来ないといけなくなるから、正直に話してくれる!」
「はい、わ、分かりました。」
「さっそくだけど、旦那とはいつから交際してるの?」
「えっと、えっと、だいだい15年くらい前からです。」
「そのようね。」(うっそー!!マジ?結婚当初からじゃん!!!)
「でも、途中、5年くらいは別れてましたから!」
「で、また付き合いが始まったのね?」(いやいや、別れてましたじゃねーだろ!!)
「すみません、本当に許してください!」
「今日は事実確認だけだから、あなたが正直に話してくれたら考えてもいいけど、今日は全部話してもらいますからね!!」
「分かりました。全部話します。」
こういった話のやり取りで、相手女性から交際開始から最近の交際の様子まで、すべてを聞き出したのでした。
奥さんは、旦那さんが結婚当初から浮気をしていたのがショックで、しかもその交際内容が酷かったので、離婚を決意したそうです。
もし、先に旦那さんに証拠を見せていたら、相手女性と口裏を合わせてしまい、真実は聞き出せなかったでしょう。
こういった方法で、相手から情報を聞き出して、それをもとに今後のことを決断する方もいます。
調査後の報告書の使い方や、話の方法はとても大切なので、調査後の相談もお任せください。