
大阪某所にて
大阪某所にて。
大阪は調査で訪れることが多いです。浮気調査では、対象者が自宅を出てから岡山駅で新幹線に乗るところまでが一番難しく、そこを越えたらあとは意外とすんなり尾行ができます。
早めに調査が終わったので、夜のオフィス街を少し散歩してから岡山に戻りました。
さて、今回も実際に依頼に来られた方の相談を受け、その中でお伝えしたことを書きます。
迷っているうちは、決めなくていい。
浮気が発覚した。
あるいは、「なんだか怪しい」と、心のどこかで感じている。
そのとき、頭の中にはたくさんの言葉が飛び交うと思います。
「許すべきか、別れるべきか」
「証拠を取って、慰謝料請求すべきか」
「私にも悪いところがあったんじゃないか」
「子どものことを考えると、離婚なんてできない」
「でも、このまま我慢するのも違う気がする」
そんなふうに、自分の中で気持ちがぐるぐるしているとき。
答えを出すのが苦しくなるとき。
でも、それでいいんです。
迷っているうちは、決めなくていい。
焦らなくていい。
「まだ決められない」というのは、まだ心が揺れている証拠。
その揺れは、ちゃんと真剣に自分と向き合っているからこそ生まれるものです。
すぐに決断できる人が強いわけではない。
傷ついた心を大切に扱おうとしているからこそ、時間がかかるんです。
僕は、調査という仕事を通して、たくさんの「迷っている人」と出会ってきました。
調査を依頼してから、実際に行動に出るまでに、何か月も、あるいは何年もかかる方もいます。
でも、その時間こそが、「自分の気持ちに嘘をつかないための時間」なんです。
誰かの言葉じゃなく、自分の中から出てきた答えで動けるようになるまでの、大切なプロセスです。
だから、今もしあなたが「決められない」と悩んでいるなら。
そのままの自分を責めないで下さい。
心の奥から「これだ」と思えるまで、決めなくていい。
迷っているあなたには、きっとあなたなりの「タイミング」がある。
それを、待ってあげてください。