先日、ある本を読んでいると、その中に「永遠の初心者であれ」という言葉が出てきました。
これは、高層ビルの窓清掃の仕事をしている方の言葉らしいのですが、その方が言うには、
「ビルの高層階での仕事は、一瞬の気の緩みで命を落とす危険がある。 準備と安全確認の重要性はわかっているつもりなのに、ベテランになるほど油断が生まれる。一方で初心者は決して事故を起こさない。それは、油断も過信もないから。」
とのこと。
僕もこれは本当に気を付けていることで、慣れた仕事や簡単な仕事ほどミスをしやすいので、油断しないようにしています。
そういえば、最近のニュースで流れていた「車の運転に関するアンケート」では、高齢者になるほど「自分の運転に自信がある!」と回答する人の割合が高くなるそうです。
高齢者ドライバーの事故が多いのは、身体能力の低下だけではなく、この油断や過信が大きいのではないかと思います。
そしてこれは、仕事や車の運転だけではなく、人間関係や夫婦関係でも同じです。
夫婦関係を修復したいと願う人の中には、「自分を変えなきゃ!」と頑張る人がいます。
しかしそれよりも大切なことは、「出会った頃の新鮮さや初心を思い出す。」ということなんですね。
「永遠の初心者であれ」
さて、今日も初心を忘れず頑張ります!