もうすぐ9月も終わりですが、ようやく少し秋らしくなってきました。調査の現場は、夏はとても大変なので涼しくなると気持ち的には楽になってきます。
さて、先日、相談に来られた方が、ぽつりと質問されました。
「周りに離婚をした人がいないので教えてほしいんですけど、離婚するとやっぱり不幸になりますか?」
実際に相談に来られる方を見ていると、周りに離婚経験者がいない、とか、誰にも相談できずにいる方は、「離婚=不幸」とか「離婚=はずかしいこと」とマイナスイメージで受け止めている傾向があります。
逆に、周りに離婚経験者が多い方は、離婚を前向きに受け止めている方が多いです。
僕が思うのは、調査を依頼された方のその後を見ていると、離婚することが必ずしも不幸かというと、けっしてそうではないと感じます。
まず、幸せか不幸かは、他の誰かが決める事ではなく、自分の心が決めることです。
もし修復したとしても、自分の気持ちに嘘をついて、苦しい思いを我慢しながら生活をするのは、とても不幸なことです。
人は、子どもの頃はみんな正直なのに、大人になると何かを我慢をしたり、辛抱したり、自分に嘘をついて生きるようになります。
もちろん、子どもでも、大人と一緒で他人に対して嘘はつきます。
でも、子どもは自分の気持ちには正直です。
嫌なものは嫌、辛いことは辛い、と、本当に自分の気持ちには素直です。
確かに、世の中を上手に生きていくうえで、ちょっとした嘘は必要です。
でも、自分にとって大切な事を選ぶとき、小さな子どものように、自分の気持ちに素直になって選んでみてください。
「自分の気持ちに嘘をつかない」
それが、幸せになる秘訣だと思います。