スマホでスムーズ、だけど「頭で考える力」も忘れずに

ゴールデンウィーク中は、県外での調査が多く、あちこち飛び回っていました。
写真はその途中でパシャリ。人の流れと街の勢いに、やっぱり福岡は元気だなぁと感じます。

最近は、オンラインで何でも予約できる時代。
そのおかげで、調査の現場もずいぶんスムーズになりました。

たとえば、対象者が突然、岡山駅から新幹線に乗るような場面。
昔なら「みどりの窓口」や券売機に並んでいる間に見失ってしまうこともありましたが、今はスマホでサッと予約して、イコカと連動させれば、そのままタッチで改札通過。

この「スピード感」、本当に助かります。

現地でのレンタカーも同じく、スマホで事前予約&カード決済。店舗に着けば、そのままスムーズに鍵を受け取って出発。
移動もスケジュールも、余計なストレスなく進められるので、調査の集中力も維持しやすくなりました。

一方で――
スマホが便利すぎて、電話番号を覚えなくなったり、カーナビに頼りすぎて地図が読めなくなったり。
AIに文章を考えてもらっているうちに、「自分で考える」力がどこかへ行ってしまいそうになるのは、ちょっと怖いなとも感じます。

便利さの裏で、削がれていく感覚や勘。
でも、探偵にとって本当に必要なのは、最後はやっぱり「人の気配を感じる力」「自分の頭で考え、推理する力」だと思っています(笑)

若い人たちのやり方からも学びつつ、アナログな感覚も大切に。
新旧のバランスをとりながら、これからも現場に立ち続けていきたいですね。