【調査事例】妻が子供を連れて急に家を出ていった。

依頼者であるご主人が、仕事から遅く帰った金曜日の晩のことです。

家の電気がすべて消えていたので、おかしいなと思ってリビングの明かりをつけると、置手紙がありました。

 

手紙は奥さんからで、たった一行の文章には、

「一緒に生活するのが疲れました。〇〇(息子4歳)と実家に行きます。」との事。

 

ご主人は、慌てて奥さんの携帯を鳴らしますが、電話に出ません。

すぐに家を出て、奥さんの実家に行きますが、時計の針は夜中の1時。

さすがに実家のインターフォンを押すのはためらって、そのまま自宅に帰りました。

その際、実家の敷地は広いのですが、奥さんの軽自動車がとまっていなかったのが気になったそうです。

 

翌日、朝から奥さんの携帯に電話をかけたら、ようやく本人が出ました。

「いったいどういうつもりだ!?」

「あなたのモラハラに疲れたから、もう離婚したい。離婚届も置いてるからハンコ押しといて。」

「モラハラ?離婚届?」(そういえば、なんか紙が入ってたな。。。)

「とにかく、はやく別れたいんですけど!」

「ちょっと、まって!昨日は実家にいなかったじゃん。どこ行ってた?」

「・・・。友達のとこに相談に行ってた。関係ないじゃん。今度取りに行くから離婚届をかいといてよ!」

ここで、電話を切られたそうです。かけ直しいましたが、もうつながりません。

 

ご主人は困ってしまい、奥さんを知っている女性の友人に相談したところ、

「うーん、詳しいことは言えん。気の毒だけど。でも、調べてもらった方がいいかも。」

と言われ、それ以上は知らないといって電話を切られてしまいました。

 

調査の結果にご主人は…

 

さっそく奥さんの勤務先(食料品店・パート)から調査を開始。

 

本人は、16時に仕事を終えて保育園に息子を迎えに行きます。

その後は、まっすぐ実家に帰宅。21時まで監視を続けますが動きはなし。

 

念のために24時までは見た方が良いと打ち合わせをしていたところ、21時30分に本人が一人で車に乗って自宅を出ました。

行った先は、勤務先に割と近い場所にあるワンルームのアパート。

その部屋のカーテンの色や、夜なのに取り込んでいない洗濯物とそのTシャツの柄などから、女友達ではなさそうです。

 

その後、夜中の1時頃に本人はアパートを出て実家に帰宅。

朝からその部屋を見ていると、40歳代の男性が出てきて、奥さんと同じ職場に出勤。

 

それをご主人に報告。

「そういえば、半年くらい前に職場の上司の名前がよく出てたけど、最近、言わなくなりました。その人だと思います。」

お店の店内で名札を確認すると、まさにその人でした。

 

さらに、日曜日。

朝から調査をすると、奥さんは4歳の息子を連れて男性のアパートに遊びに行きました。

そして、昼から三人で公園に出かけましたが、息子さんが男性にかなりなついているので、別居してから初めて会ったとは思えません。

 

「かなりショックです。男がいたこともショックですが、まさか息子まで。。。」

 

解決に向けて

 

女性の場合は、浮気というより本気の場合が多いので、「ご主人が気がついた時にはすでに離婚の準備が整っている」ということが多いです。

気持ちの面では、修復に向けて動くのは難しいですが、不貞の証拠があれば簡単には離婚になりません。

最初は全く話し合いにならなかった奥さんも、証拠取られたことで態度が変わりました。

それは、浮気を反省しているというより、相手の男性に慰謝料請求をされたくないからなのです。

それでも話し合いは有利に進めることには間違いないです。

 

調査期間:約2週間
調査内容:不貞の証拠(アパートの出入り4回撮影)+相手男性の素性(勤務先等)
調査料金:45万円
※調査料金は、調査状況によって変わりますのでご相談ください。