【調査事例】夫が別居したいと出ていった

ご依頼者:妻52歳
夫48歳・自営業/子供26歳・23歳

依頼内容

ある日突然、夫が「別居したい」と言って家を出ていく。行先は実家だと言うが、旦那は両親と以前から仲が悪いので、本当だろうか?と疑う。

両親に聞いてみると、「知らない」とのこと。

子供も手が離れ、夫婦はそれぞれ干渉せずにお互い好きなことをしているのに、急に別居とはどいういう理由なのか?また、いったい旦那はどこで生活しているのか?調査をして事実を知りたい。

調査結果

依頼者の話では、夫は警戒心が強く、普段から周りを気にするタイプ。今回の別居もかなり前から準備していた様子。本人に気がつかれないためにも、1か月程度の期間をとってじっくりと調査をする。

夫は自営業(建築関係)で、昼間は事務所にいるか、ほとんど現場に出ている。まずは本人の行動を把握。

その後、夫が寝泊まりしている民家を特定し、同居している女性(40歳代)とその子供(中学生と高校生)の存在を確認。休日には、4人で家族のように出かけていることが判明する。

調査後のアドバイス

このケースは、夫は離婚に向けて動いている可能性が高いです。まずは、別居の事実を作ってその後「夫婦仲は破綻していた!」という理由で離婚を迫ってくるでしょう。

ただ、「夫婦関係の破綻」はちょっと別居したくらいでは通らないので、今回のように別居後早い段階で不貞関係を証明することが大切です。

今回、奥さんは調査結果をみて離婚を決意したので、弁護士に依頼をして離婚調停をすることにしました。

夫婦関係も冷めていて、それぞれが好きな生活をしているのに、それでも夫が「別居」をする理由は、間違いなく女性が原因です。

別居になったからといってすぐに不利になる訳ではないので、慌てなくても良いですが、なるべく早い段階で調べておく方が良いです。