年末から動いていた大きな案件が、ようやく3件ほど一区切りつきました。
ほっと一息ついたのも束の間、現在は新たにいくつかのご依頼をいただいています。
お待ちいただいている方もいらっしゃるため、できるだけ早く証拠を押さえたい。
その気持ちは、いつも強く持っています。
しかし——
証拠を取るために、最も大切なことは
「決して焦らないこと」です。
これは、調査をする側も、依頼をされる側も同じです。
調査は、慌てることでミスにつながります。
一瞬の判断ミスが、対象者に警戒心を抱かせることもあります。
また、依頼者のパートナーが
「何か様子がおかしい」「焦っている」と感じれば、
浮気相手も自然と警戒します。
焦りは、静かに状況を悪くします。
探偵は尾行や車での移動が中心の仕事です。
一日の大半をハンドルを握って過ごします。
そんな毎日ですが、免許はゴールドをキープしています。
それは単に運転に集中しているからではありません。
一番意識しているのは、「落ち着いて」「冷静に」ハンドルを握ることです。
急な動きにも、冷静に対応する。
予想外の展開にも、感情を揺らさない。
遠回りのようでいて、
焦らないことが、いちばんの近道なのです。
そしてそれは、調査だけの話ではありません。
仕事も、夫婦関係も、子育ても、
思い通りにいかないことの連続です。
早く答えを出したくなる。
すぐに結果を求めたくなる。
不安になると、人は自然と焦ります。
しかし、焦りは視野を狭くします。
大切なものを見落とします。
落ち着いて、状況を見て、
いま出来ることを一つずつ積み重ねる。
そのほうが、結果的に早く、確実に前に進める。

人生も同じです。
急がなくていい。
慌てなくていい。
焦らないことが、
人生においても、いちばんの近道なのだと思います。

